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「ひとりごと」

034 ワン・グート 2009.06.19

 タイ人の誕生日の祝い方は、知らない人はちょっとびっくりするかもしれません。日本では、友達が誕生日の人にご馳走してあげるのが普通でしょう。でもタイでは、誕生日を迎えた人がみんなに食事や飲み物を振舞うのです。

 最近は日本でも、誕生日パーティーを自宅で開く人が多いかもしれません。その場合は、自分の家で食事などを用意するから、そういった意味では普通かもしれませんね。でも、仲間と一緒にレストランへ出かけて、その食事代を主賓が支払うのです。これは、私にとって驚きでした。

 もちろんお祝いする側は、プレゼントなどを買って贈ります。女性は特に、大きなぬいぐるみなどを喜ぶようですね。あと、これはタイなど東南アジアに多いと思いますが、金のアクセサリーも喜ばれます。別に高いものでなくても、心を込めたプレゼントがいいと言うのは、日本でも同じかもしれませんけどね。

 「誕生日おめでとう」というお祝いの言葉は、「スクサン・ワン・グート(สุขสันต์วันเกิด)」です。「スクサン」は「幸せに」というような意味で、普段は使用しないきれいな言葉です。「ワン・グート」は誕生日です。因みに「グート」は、英語のgoodの感じで、最後の「ト」を飲み込むようにします。「グー」の母音の「ウ」は、少し口を開いたあいまい音になります。

 と、ここまで一生懸命に説明しましたが、このお祝いの言葉は書き言葉です。バースデーカードに書いて贈りましょう。直接本人を目の前にして言うときは、「ワン・グート,コー・ハイ・ミー・クワーム・スック・マク・マーク(วันเกิด ขอให้มีความสุขมากๆ)」と言います。「コー・ハイ・ミー・クワーム・スック」は、幸せになりますようにというような意味です。「マク・マーク」は、とってもとってもという感じですかね。「クワーム・スック」が幸せという意味です。

 お気に入りの子が誕生日のときは、花束やぬいぐるみ、あるいは金のブレスレットや指輪などにカードを添えて渡しましょう。そして、たどたどしくてもタイ語で「ワン・グート,コー・ハイ・ミー・クワーム・スック・マク・マーク・ナ」と言ってあげると喜びますよ。それと、プレゼントはみんなの前で渡すのがいいみたい。女の子って、「こんなにプレゼントをもらったのよ」と誇示したい傾向があるので。


 この前もナナプラザのレインボー1で、古株の給仕の子が誕生日だったようです。ウイスキーなどを自分で用意して、店の女の子などに振舞っていましたね。みんなに食事や飲み物を振舞って、「さー私の誕生日だから、飲んで、食べて、お祝いしておくれ。」といった感じです。

 私のところへも来て、「飲むか?」と聞いてくるから、うんうんとうなずいてもらうことにしました。確かにタダ酒をいただいたのですが、いつの間にかコーラも注文されててご馳走する羽目に。あ、そういうこと。こっちも酔っ払っててよくわからなかったし、まあいいか、誕生日だから。「チャイヨー!」そう言って杯を合わせたのでした。

 レインボー1と言えば、新人のメムちゃん。もうすっかり売れっ子になってましたね。給仕の子に聞くと、1日に2回はペイバーされるとか。入店当初は遠慮がちにステージの後で踊っていましたが、もうすっかり慣れてトップで踊っています。友達のプンちゃんは辞めちゃったようで、ちょっと残念ですけど。


 なお、原則的には誕生日の人がみんなに食事を振舞います。でも、スポンサーは別ですからね。それが本当に恋人であっても特別な友人であっても、ゴーゴーバーなどの男性客は、みんなスポンサーです。スポンサーはスポンサーらしく、女の子たちに食事を振舞ってあげましょう。

 私も何度おごらされたことかわかりません。「今日はあなたの誕生日だよね。だから、あなたがおごってくれるんでしょ?」「なに言ってるの。あなた、男でしょ。」はい、これでおしまいです。でもまあいいじゃないですか。5〜6人の女の子を引き連れてレストランやディスコへ行く経験なんて、そう簡単にはできませんからね。





 ジャンメダイは、ただのスケベオヤジではなかった!!
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