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「ひとりごと」

063 ママさん 2010.02.23

 長崎知事選で、与党推薦候補がまさかの敗北となりました。さすがに鳩山首相や小沢幹事長も、自らのカネの問題が影響したことを認めました。でも、まだ責任をどうとるかは決めかねているみたいです。審議拒否を決めた自民党を、民主党の国対委員長が「国会は政策を議論する場だ」と批判したとか。あれ、民主党が野党時代には、証人喚問を要求して審議拒否をしてませんでしたか?政治の問題は、なかなか複雑ですね。

 政治と言えばタイでも26日に、タクシン元首相の凍結資産が没収されるかどうかの判決があります。それに向けて、タクシン派の団体UDDが集会を繰り返して、圧力をかけています。そういった報道があるので、日本からの旅行者が少ないとゴーゴーバーの女の子が言っていましたが、本当ですか?バンコクに住んでいる私は、全然気にならないのですけど。

 そんなことを考えていたら、ニュースで乱闘騒ぎを映していました。群衆の中で、頭から血を流している人も今す。赤い服を着ているし、すわUDDの暴動か?と思ったら、違ってました。サッカーの試合で、ハンドが認められないからボイコットしたところ、観客がなだれ込んで暴動になったようです。なんだ、そんなことですか。やっぱりタイは平和だなあ。


 さて、今回はママさんのお話です。ゴーゴーバーに限らず、カラオケ店でもママさんがいます。カラオケ店のママさんは、まだ理解できます。だって日本のシステムですから。でもゴーゴーバーはアメリカのシステムですよ。どうして「ママさん」なのでしょうね。

 日本のクラブなどでは、ママさんはオーナーとかオーナーの愛人など、オーナーと密接な関係にあることが多いです。店長として権限と責任が付与されています。フロアマネージャー的な働きをするのは、チーママと呼ばれます。権限が小さいママだから小ママ、そしてチーママになったという説があります。

 これは、タイのカラオケ店でも同じです。ママさんは1人で、チーママが複数いるというのが通常のパターンです。ところが、ゴーゴーバーではチーママという存在は聞いたことがありません。もし、聞いたことがある人は、ぜひ情報提供をお願いします。


 その代わり、ママさんがたくさんいます。ママさんがオーナーであることは、まずありません。雇われ店長のようなママさんから、フロアマネージャーのようなママさんまで。男でも女でも、そういう立場の人をみんなママさんと呼ぶのです。

 最初の頃は違和感がありましたが、今はもうそれにも慣れてしまいました。男のママさんと言えば、シャークのちょっと細身のイケメンのママさんが有名です。寡黙な人のようで、私は話をしたことがありません。あまり他の客と話している姿を見たこともありません。でも、いつも店に来て、しっかりと女の子を管理しているようです。

 オブセションの男のママさんは、俳優の八嶋智人に似た感じです。NHKの「英語でしゃべらナイト」に出ている俳優です。細いメガネをしていて、彼を見たときにその俳優のイメージが湧いてきました。あまりしつこくもないし、日本語も上手なので、私はけっこう気に入っています。オカマかどうかは確認していません。

 レインボー2にも男のママさんがいますね。オカマちゃんですけど。日の丸のはちまきをしたりして、日本人客が来ればすぐに話しかけてきます。私は彼とウマがあわないので、ずっと無視していたら近寄らなくなりました。

 ナナプラザのクラウン・グループは、オカマちゃんが多いこともあるでしょうけど、オカマのママさんがけっこういますね。ソイカウボーイでも、スージーウォンやドールハウスのママさんがオカマでした。ママさんをやるには、やはり厳しさや強い対応が必要なこともあるので、オカマちゃんを含む男性が多いのかもしれません。


 そんなママさんですが、私は基本的にはママさんとは話をしません。もちろんドリンクをご馳走することもありませんでした。私は、私にサービスしてくれる子にはご馳走しますが、そうでない人は関係がないという態度だったのです。

 それがあるときから変わりました。いつものように女の子たちにご馳走して、最後に数人にチップをあげたときです。ママさんがやってきて、「私にも」と言って手を出します。私が、「あなたはママさんだからいらないでしょ。」と言うと、彼女は寂しそうにこう言ったのです。「ママさんとは言っても、私も少ない給料でやっているのに...。」

 そのときはそのまま店を出たのですが、ずっと心にひかかっていました。ママさんは、ゴーゴーガールたちのように表舞台には立ちません。ママさんが目立つようでは、店としてはダメなのです。裏方に徹して、客が喜ぶように女の子を管理するのが仕事です。

 そんな裏方の仕事を一所懸命やっても、もらえるのは決まった給料だけ。いくらくらいもらえるか知りませんが、おそらくせいぜい数万バーツ。よくペイバーされる女の子よりはるかに少ない金額でしょう。

 そんなことを考えたら、少しかわいそうに思えてきました。そのお店で楽しめたら、それはママさんのお陰でもあるのです。ありがとうの言葉の代わりに、ママさんにも少し優しくしてあげるかな。そんなことを思うようになりました。





 ジャンメダイは、ただのスケベオヤジではなかった!!
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