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「ひとりごと」066 人間の器 2010.03.17
タクシン派の団体UDD(別名赤シャツ隊)ですが、ほんとうに血をばらまいちゃったみたいですね。何ということを。もったいないって言ったのに。それにあきたらず、今日はアピシット首相の家にばらまきに行ったとか。スクンビット通りは大渋滞で大変だったでしょうね。
同じばらまくなら、民主党みたいに児童手当をばらまいた方がいいのに。と思ったら、親と一緒に海外に在住している場合は、支給されないんですって。なんやてー!?国会議事堂の前でちー(血)まいたるぞー!われー!・・・なんて、はしたないことは、私は言いませんよ。
さて、先週末のNHK大河ドラマ「龍馬伝」ですが、ご覧になられましたか?日本の放送はNHKワールドプレミアムだけなので、大河ドラマと大相撲は、ほとんど欠かさず見るようになりました。民放を見る方法もあるようですが、私はこれで十分です。
「竜馬がゆく」(司馬遼太郎著)を何度も読んでますから、坂本龍馬は大好きな人物の一人です。今回のドラマで描いている龍馬象も、なかなかいいですね。先週の放送では、特にこの場面が気に入りました。
それは、ある下士が上士を切り殺してしまったあと、武市道場に集まって息巻いている場面です。必死になだめようとする武市半平太ですが、みんなの怒りは収まりません。武市がみんなを煽ったために、起きたような事件だったからです。
その前に前振りがあって、武市がみんなを煽っているとき、龍馬が武市の元へ尋ねてきました。そして、武市を非難します。あんなに煽ったら、みんなが刀によって世の中を変えようと、井伊大老暗殺と同じようなことをしでかすと。
それに対して武市は、反省することもなく、逆に龍馬を責めます。お前はオレに説教をしに来たのかと。友達とはいえ、自分の方が少し上。そういう気持ちもあったのでしょうかね。
そして事件が起こってしまいました。必死に武市がみんなをなだめている場面に龍馬が登場します。武市を見据えて前に進む龍馬。「ほら、わしが言った通りになったじゃないですか。武市さん、あんたこの責任をどうとるつもりですか?」という非難の言葉を、龍馬は武市に投げかけました。
と展開すれば、普通のドラマです。ところが、実際はそうではありませんでした。「安心してよ、武市さん。」という意味を込めてフッと笑顔になった龍馬は、みんなにむかって言います。「先生の言うことが聞けないなら、絶縁状を書いて出せ。」
門弟なら、まず師範の言うことに逆らわないのが大前提。それを持ち出して、みんなを諌めたのです。さらに、上士と話しあってくるという武市を押しとどめ、自分が代わりに行ってくると言って、刀を置いて出かけます。
自分を否定した武市に「ざまあみろ」と非難を浴びせるのではなく、そんなことを考えてもいないかのように、今どうするのが最善かという考えに基づいた行動をとる。上士の中に一人で乗り込んだという勇気もさることながら、私は、自分を批判する人間さえも受け容れてしまう器の大きさに感銘しました。
自分だったらおそらくできないだろう、あるいはやらないだろうと思うことをする人がいると、感動することがありますよね。もちろんそれは、良い意味で期待を裏切られるという場合ですけどね。
実は先日、そういうことがありました。ゴーゴーの女の子たちと食事に行った後、一人の子と一緒にアパートに向かいました。そのタクシーの中で、やっぱりまだ体調が悪いという話をしていたのです。
すると、私のアパートの前にタクシーが止まったとき、その子が言いました。「あなた、部屋で待ってて。私、これから薬を買って持って来るから。」そう言うと、タクシー代も受け取らずに、一人タクシーに乗ったまま、走り去っていきました。
部屋に戻って待つこと20分、その子が薬を持ってやってきました。薬の薬効、飲み方などを詳しく説明してくれます。ビールを飲まずに早く寝なさいと、まるで子供扱いです。それにしても、まさかあの場面で、すぐに薬を買いに行くという行動に出るとは、思ってもみませんでした。
その子がそれからどうしたかですって?それはナイショ。でも、私がおとなしく早々と寝たことだけは事実です。エアコンのお休みタイマーを30分だけかけて。
ジャンメダイは、ただのスケベオヤジではなかった!!
その衝撃の事実が、こちらを読めばわかります。
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